ヨーロッパ旅行の準備:両替で節約するには?①

ヨーロッパに行く機会が多くなってくると、
やはりユーロの両替手数料がとっても気になってきます。

ヨーロッパ現地で買い物したり、食事をしたりするときには、
ユーロ現金で支払う、か、クレジットカードで支払うか、の
どちらかですよね。

そして、ユーロ現金の入手方法は大きく分けて以下の4つ。
  • 日本国内の銀行・両替ショップでユーロを買う (円現金⇒ユーロ現金)
  • 現地でユーロを買う (円現金⇒ユーロ現金)
  • 現地のATMでクレジットカードを用いたキャッシング
  • その他、ユーロ販売サービスを利用した通販 

結局どうするのが「得」 なのでしょうか?




1. まず、現地でどのくらいユーロを使いそうか?

どんなにお得に両替をしても、最後にお金が余ってしまっては、
両替ショップで引き取ってもらう他ありません。

しかも、引き取ってもらえるのは「紙幣のみ」です。
二度も両替手数料を払ってしまうと、
それだけで10%近く手数料がかかってしまいます。

では、どのくらいお金を使うでしょうか?
イタリアの場合ですと、毎食外食すると、
ご飯だけで1日あたり45 Euro程度でしょうか。

  • 朝食:   5 Euro (カプチーノ + チョコクロワッサン)
  • 昼食: 15 Euro  (前菜、パスタ、ソフトドリンクなど)
  • 夕食: 25 Euro (前菜、パスタ、主食、ソフトドリンクなど)

フィレンツェなんかだと、もっと高いこともあります。

イタリアでは、チップは義務ではないのですが、
レストランでは「マンチャ」と呼ばれるものがあります。
ウェイターさんに親切にしてもらったら、
食事した料金と関係なく、
50cent~5euroぐらいの「気持ち」をあげることがあります。

この他、観光がありますから、美術館なども含めて、
1日1人あたり60Euroあたり見ておけばよさそうです。

ホテルの宿泊費が現地払いの場合は、その分も追加で必要です

つまり、1週間の旅行なら、ホテル抜きで300Euro~400Euro程度必要そうです。※1
これに加えてお土産代ですね。

ブランド物を買ってしまうと、ついかさんでしまうと思いますが、
事前によく考えてくださいね。

2. 現地でどれだけ「ユーロ現金」が必要か?

ここで上ではふれなかった重要なことですが、
レストランはクレジットカードでも払えるケースが多いです。

さらに、具体的には後ほどご紹介しますが、
現金ばらいとクレジットカード払いだと、
クレカ払いのほうが実質の両替手数料が安いことが多い。

そうすると、実際に現地で必要になるユーロ現金はますます少なくなりますよね。

昼食で入るようなピザ屋さんなんかではクレカが使えないこともありますから、
1週間の旅行を考えたとき、3日を現金、2日をクレカ、
そして夕食を全てクレカで払うと考えてみると、

クレカで150Euroくらい払うことになりますから、
現金が150Euroから200Euroあれば十分そうです。

長くなってきてしまったので、明日に続きます。

つづきへ

※1: 安いところでしたら一晩一部屋で30~40 Euro、
もう少し良いところで、50~60 Euroでしょうが、
この料金でグループで一部屋に泊まれたりすることもありますから、
ちょっと条件が複雑ですね。

コメント